【採用担当者必見】トラブルを防ぐために知っておきたい!インターンとアルバイトの違い3つ

【採用担当者必見】トラブルを防ぐために知っておきたい!インターンとアルバイトの違い3つ

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意外と知らない?インターンとアルバイトの違い

アルバイトは飲食店などでお給料を稼ぎ、インターンは就職活動のための就業体験。そのようなイメージが一般的にあるのではないでしょうか?

しかし、最近では有給のインターンも増え、アルバイトとの明確な差がなくなりつつあります。しかし、その違いをよく理解しないままインタ—ン生を雇ってしまうと、トラブルが起こる可能性があります。

今回は学生を採用する場合の雇用形態の一例として、アルバイトインターン違いについて説明します。

1:アルバイトは収入が優先、インターンはスキルアップ重視

インターン

企業がアルバイトを募るとき、多くの場合は「労働力が足りない」という理由から募集をかけます。雇用者は自分の時間や労働力を企業に提供し、その対価として賃金を支払ってもらいます。そのため、アルバイトはマニュアルを覚え、単純に決められた仕事をこなせばお給料を貰うことができることがほとんどです。

一方、インターンはあくまでも「就業体験」という位置にあるため、スキルアップが主な目的です。大学生が参加することを前提としていますが、社員と同様の意識や目標が求められます。そのため、学生の裁量がアルバイトと比べて大きく、自分で考えて行動することが必要となります。学生が自分自身の成長となり、社会の仕組みや企業の雰囲気を知る場を提供するのがインターンです。

2:インターンに無給と有給があるのはなぜ?

インターン
インターンに賃金が発生するかしないかは、法的地位によって判断されます。
労働基準法9条において、インターン生が「労働者」に該当する場合は最低賃金法が適用され、企業はインターン生に賃金を支払う義務が生じます。

インターン生」が「労働者」となる判断基準は、インターン生が企業の生産活動に貢献しているかどうかが大きなポイントになります。

例えば、インターン生が作成した資料を社員が業務に使用したり、インターン生が通常業務の企画や営業に加わった場合は企業の利益となる生産活動を行ったと見なされ、インターン生は労働者という扱いになり、賃金を支払ってもらうことができます。

一方、「就業体験」として通常の業務とは関係のない、インターン用に用意された作業に取り組む場合は労働者に該当しません。そのため、企業側は無給でもインターン生を雇うことができるのです。

実際に、有名ホテルがインターンという名目で学生を雇い、アルバイトと同じような食器洗いや売店での販売業務を無給でさせ、問題になった事件も過去にあります。インターンは学生をただ働きさせることではなく、学生のスキルを向上させるための場を提供することであるという認識が必要です。

3:インターン生の保険について

インターン

インターン生が適用される保険も、アルバイトと違いがあります。インターン生を雇う前に確認しておきたい保険について説明します。

■ 雇用保険
インターン生は大学生であることが原則なので、昼間学生の場合は被保険者となりません。ただし、次の場合は例外として被保険者となります。

1.卒業見込み証明書を有する学生が、在学時から卒業後まで継続して勤務する場合
2.休学中の学生、または一定の出席日数を課程修了の要件としない学校に在学する学生
3.大学の夜間学部に在学している学生

■ 労災保険
無報酬の就業体験としてインターン生を雇う場合、インターン生は「労働者」ではないため、労災は適用されません。ただし、学生用の傷害保険が適用される範囲にあるため、加入の有無を確認しておくことを勧めます。
実際の業務にあたり「労働者」として勤務している場合は労災が適用されます。

インターン生の事故へのリスクを避けるためには、座学の一般研修にとどめるか、むしろ積極的にアルバイト労働契約を結んでしまうのか、採用担当者としてよく考える必要があります。

まとめ

企業が学生をインターン生として雇うことは、学生だけではなく、企業側にも大きなメリットがあります。

市場にはどのような能力や考えを持った学生がいるのか――……

企業側が採用市場を把握できるチャンスでもあり、特に新卒採用においてミスマッチのない採用活動に繋がります。

また、インターン生と一緒に働くことは、インターン生の指導につく社員に普段の仕事に対する意欲の喚起を促すことも期待できます。そして、インターン生の視点から職場環境や自分たちの仕事を見直すきっかけをつくることもできるのです。

魅力のあるインターンは、学生に企業の魅力をアピールする絶好の機会でもあります。学生側にとっても企業側にとっても、充実したインターン制度を設立するために、インターン生の雇用形態を一度見直してみてはいかがでしょうか。

(編集:サムライト

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