ローカス瀧社長前編

「採用、それはすなわち営業である」LOCUS瀧良太氏に学ぶ、最先端の動画マーケティングを支える人材の採用方法(前編)

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「動画をもっと手軽に。動画クリエイターをもっと身近に。」をビジョンに、動画マーケティングのパイオニアとしてマーケットを開拓・牽引している株式会社LOCUS

”動画“を通して企業のマーケティング支援・コンサルティングを行う事業を軸に、売上・組織規模ともに毎年倍増以上の成長を続け、年1500本以上もの動画制作を手掛けています。その内100本は新卒や中途、アルバイト採用向けの動画を制作しており、日本生命・明治・すかいらーく・LINEなど、大手からベンチャー企業まで様々な規模・業種の制作依頼を受けています。

今回は、創設6年目を迎え、更に進化を続けているLOCUSの代表取締役である瀧良太氏に、有能な人材を迎え入れるために、実際に心掛けているポイントについて伺いました。

旧態依然としたマーケットの常識を打ち破る

—LOCUSは創設6年目と若い企業ですが、これまで800社以上もの制作依頼を受けています。この短期間で、これ程の実績を残せるようになるまでには、どのような成長過程があったのでしょうか?

瀧:実は、LOCUSはもともと私が前職で立ち上げた新規事業をMBOしてできた会社です。創業は私と制作担当の森田の2人とフリーランスのクリエイターでスタートしたのですが、設立から2年間は社員の採用は一切していませんでした。

一人の営業としては仕事にやりがいを感じていたのですが、その先にどういう世界観があり、どういう事業展開ができるのか、どういう意義があるのかなど、未来に対する事業展開が明確に描けなかったんですね。私自身がそういう状態だと、まだ人を採用する資格がないかなと思っていたのが理由でしたね。

この体制で約2年を経た頃、色々な要因が重なり組織の拡大を決断しました。

—組織拡大の要因について詳しく教えていただけますか?

はい。ポイントはシンプルで動画マーケティングの業界は必ず伸びると確信した事です。また、あまり競合が存在していないと感じたことも、私の決断を後押しした理由ですね。

具体的にお話しすると、動画マーケティングの歴史はテレビCMが発端でありここ最近までは動画プロモーションといえばテレビが唯一無二の媒体でした。

しかし、安価で良質な撮影・編集機器の普及によって制作コストが下がり、そして、インターネット通信速度の高速化に伴いテレビ以外でも容易に動画を視聴できるインフラが整備され、Webや街頭ビジョン、デジタルサイネージなどマルチスクリーンでの動画活用が広まり始めていました。

その用途も広告目的だけでなく、業務マニュアルや商品の取扱説明書などの活用も年々増加しています。今後もウェアラブル端末や電子ペーパー、ホログラムなどが増えれば、もっともっと動画活用は増加するでしょう。

—なるほど。今後はさらに企業による動画の活用が加速していきそうですね。

そうですね。ただ、その一方で、複数の広告代理店やプロダクションが介在するゼネコンモデルにより高コスト体質であったこのマーケットには「動画マーケティング=テレビCM=高単価=大手企業」という固定概念が根強く、その点に大きな課題感を抱きました。

大きなポテンシャルを秘めたマーケットではありますが、様々な解決すべき課題が存在している。また、当時は私の知る限り動画を軸としたベンチャー企業はあまりいませんでした。誰もやらないのであれば、私自身がやらなければならないのでは、と使命感を抱き組織の拡大を決断しました。

そして、そのような私の想いや市場性に魅力を感じ、2人だけの会社に飛び込んでくれたのが橘浩介(取締役・経営企画室室長)という役員です。私にはない、ロジカルでアナライザー的志向が強く、非常に良い補完関係になっています。

これから組織を拡大するにあたって、お互いタイプは違いますが尊敬し合える経営パートナーに出会えた縁は運命だと思っていますし、現在の規模に至る上での大きな要因となっていますね。

トップダウンではないLOCUSの社風

LOCUS瀧社長04

—採用の話に移るのですが、面接の合否はやはり瀧さんの意思で決定されるのでしょうか?

瀧:例えば、新卒採用の選考フローは、説明会→一次面接→二次面接→1dayインターン→最終面接となっています。中途採用においてはポジションによってですけど、一次面接から私が入る場合もあります。

ただ、その場合いくら私が良いなと思っても、二次で他の面接担当者が「NG」と言ったら不採用となることもあります。採用だけじゃないですが、私だけの意見では全てが決まらないのがLOCUSなんですよね(笑) 

—最終的には社長が合否を決める、というのが一般的な気がしますが。

瀧:もちろん最終的に全ての責任は私が取りますが、社長の意見が絶対というようなトップダウンの会社にはしたくなかったので、自然とそうなっています。全てトップダウンだと働いていてもつまらないじゃないですか。

—採用力が強い企業とそうでない企業を分けるものって何でしょうか?

瀧:そうですね。LOCUSはまだ私が最前線を担っていますが、ある一定規模の会社の場合に共通しているなと思うのが、採用担当者がマーケティングに長けているということですね。採用成功の可否は、ターゲットを明確に定めて、どのようなコミュニケーション手段で、自社の魅力をどのようなメッセージで訴求するかだと思っています。

クリエイティブを軸とした採用支援事業も行っている中で、数多くの採用担当の方とお会いしましたが、例えば元トップ営業マンを採用担当にしている会社は総じて採用が成功しています。なので、私の中で採用は営業活動と一緒だと思っています。

採用活動で一番大切にしている事。それはビジョンへの共感

LOCUS瀧社長02

—その他、採用活動でこだわっている点はや工夫している点はありますか。

瀧:LOCUSの場合はビジョンに共感抱けるかを一番こだわって採用活動をしています。「動画をもっと手軽に。動画クリエイターをもっと身近に。」という、街のパン屋からグローバル企業まで、誰もがもっと自由に動画を手にできる世界を作りたい。という世界観に共感頂き、共に成し遂げたいと想って頂けるかを大切にしています。

工夫している点としては、特に新卒にはなりますが全てを包み隠さず見せるようにしています。それは説明会や面接を通じたコミュニケーションはもちろんのこと、1dayインターンにて実際の営業現場に同行してもらい、LOCUSの仕事をリアルに体験してもらうようにしています。

マーケティング担当や制作担当など様々な職種の社員と就活生が納得いくまで面談してもらうこともありますし、良い側面だけ見せたとしても入社したら分かるので、ありのままのLOCUSを理解した上で判断できる環境を提供しています。

(つづく)

後編では、LOCUSの低い離職率を保つ秘訣や、瀧良太氏の採用に関するさらなる「こだわり」を掘り下げていきます!乞うご期待ください!

(編集・執筆:サムライト
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