「トヨタ」「IBM」「ディズニー」誰もが知っている大手企業の創業時の理念まとめ10選

「トヨタ」「IBM」「ディズニー」誰もが知っている大手企業の創業時の理念まとめ10選

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名前を聞けば誰でも知っている、ワールドクラスの一流企業

そんな社会的に大成功を収めた有名企業も、決して創業当初から今の地位を獲得していたわけではありません。今や世界中に何十万人も社員がいる超大手企業だって、かつては少人数規模のスタートアップだった時期があったはずです。

一体、何が今日の成功に結びついたのでしょうか。その謎を紐解くために、今回は世界的大企業10社の創業時の理念に注目してみました。

そこにはきっと、イチから企業を育てて成功へと導くエッセンスがつまっているはず。ぜひ、自社の経営理念を策定・改定する際の参考にしてみてください。

1.トヨタ(トヨタ自動車株式会社)

トヨタ
「日本に自動車産業を根づかせる」

「世界のトヨタ」と言われ、今や日本一の大企業となったトヨタ自動車。しかし創業当初、まだ日本に自動車の文化は定着していませんでした。そんな時代に、創業者の豊田喜一郎は欧米の自動車産業を目標にして、上記のように大きな信念を掲げて邁進したのです。

ちなみに、トヨタ成功の裏には豊田喜一郎が父・豊田佐吉から受け継いだ志があります。その内容をまとめた豊田綱領は、今もトヨタの企業理念として大切にされています。

2.アップル(Apple Inc.)

Apple
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

この言葉の後にはこのように続きます。「“No”という答えが幾日も続いたら、私は何か変える必要があると知るのです。」

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大のスピーチで述べた有名な一節です。人生を左右するような大きな決断を迫られた時も、彼はこの考え方で道を切り開いたと言います。

しかし興味深いことに、ジョブズが生前に数々の名言を残したにも関わらず、アップルには昔も今も明確な企業理念がありません。もしかすると、強い志を持ってモノ作りを続けたジョブズという人間そのものが、アップルの理念として受け継がれているのかもしれません。

3.マイクロソフト(Microsoft Corporation)

Microsoft
「すべてのデスクと、すべての家庭にコンピューターを。」

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツが、1975年の創業時に掲げたビジョナリーワードです。パソコンに大きな未来を感じた彼は、世界中にパソコンが行き渡る風景を追い求めてそれを理念に掲げ、WindowsOfficeを作りました。

その結果、彼はパソコンを使うハードルを下げ、ユーザー人口を飛躍的に増やすことに成功。ビジネスの手法についてはたびたび叩かれてきたビル・ゲイツですが、彼が思い描いた夢が現実になりつつあることは間違いありません。

4.グーグル(Google)

Google
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする。」

Google創業者のラリー・ペイジセルゲイ・ブリンは、1996年にスタンフォード大で出会いました。学生だった2人が掲げた上記の理念は現実のものとなり、今や世界最大級の検索エンジンに姿をかえています。誰もが簡単に「知りたい」を満たせる環境をつくるという目のつけどころの良さが、この大成功を生んだとも言えるでしょう。

また、Googleにはこの他に10の事実という理念があります。「スーツがなくても真剣に仕事はできる」などユニークな内容が満載なので、こちらも併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。

5.IBM(International Business Machines Corporation)

IBM
「良き企業市民たれ」

この言葉は、IBMで創業以来ずっと守られてきた理念です。創業者のトーマス・J・ワトソンSr.による「企業は社会の一員であり、公共の利益のために貢献すべきである。」という考えに基づいています。

また、同じく彼が掲げた「個人の尊重」「最善の顧客サービス」「完全性の追求」の3つからなる基本的信条も、長年受け継がれてきています。規模が大きくなると途中で企業理念を変える企業が多い中で、IBMはかなり珍しいパターンだと言えるでしょう。

6 .アマゾン(Amazon.com, Inc.)

Amazon
「地球で最も顧客中心の企業」

Amazonの創業者ジェフ・ペゾスは、起業当初から一貫して顧客絶対主義を徹底しています。「顧客に対面できないインターネットだからこそ、顧客中心主義を徹底しなければすぐに顧客は離れてしまう」と考えたのです。上記の理念は、その考え方をシンプルに表しています。

また、「サイトの敷居は低く、情報の質は高く」という姿勢も徹底されており、こうした姿勢が今も購入層の幅を広げ続ける要因になっていると思われます。

7 .松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)

パナソニック
「産業人たるの本分に徹し 社会生活の改善と向上を図り 世界文化の進展に寄与せんことを期す」

松下電器の創業者松下幸之助は、当初から「社会の発展のお役に立つ」ことを大切にしてきました。上記は、その彼の考え方がよく表れている言葉です。また、海外事業展開にあたっても「その国のお役に立ち、喜んで頂けることを第一義とする」という理念を貫いています。

経営の神様と言われる松下幸之助は生前、経営理念を確立することの重要性を説いていました。正しい理念をつくり、その社会観を養っていくことが、企業の成功や発展に結びつくという考えだったようです。

8.ウォルト・ディズニー・カンパニー(The Walt Disney Company)

ウォルト・ディズニー・カンパニー
「ファミリー・エンターテイメント」

“夢の国”ディズニーランドを運営するウォルト・ディズニー・カンパニーの経営理念は、とてもシンプル。しかしこの言葉には、単に「親子が一緒に楽しめる場所」というだけでなく、「世代や国境を超えて、あらゆる人々が楽しめる世界をつくる」という壮大なビジョンが隠れています。

「私はディズニーランドが幸福を感じてもらえる場所、大人も子供も共に、生命の脅威や冒険に体験し、楽しい思い出をつくってもらえるような場所であってほしいと願っています。」というウォルト・ディズニーの意志は、今も脈々と受け継がれているようです。

9.イケア(IKEA International Group)

IKEA
「より快適な毎日を、より多くの方々に」

創業者のインクヴァル・カンプラードが唱えたIKEAの企業理念。この理念を反映した、「デザイン性と機能性を両立させ、さらに手頃な価格で家具を提供する」という企業戦略が功を奏し、イケアは世界的大企業の1つに上りつめました。

日本でもイケアの進出により、以前は値段が高くてなかなか手が出せなかった北欧デザインの家具や小物が安く手に入るようになりましたね。やはり企業理念がしっかりしているほど、ビジネスは成功しやすいのかもしれません。

10.ホンダ(本田技研工業株式会社)

ホンダ
「三つの喜び(買う喜び、売る喜び、創る喜び)」

ホンダの創業者本田宗一郎は「作って喜び、売って喜び、買って喜ぶ」の3つ喜びが大切だと考えました。この理念は、車が大好きで車づくりを長年夢見てきたご本人の経験から生まれたものです。

そして時代が変わった今でも、「The Power of Dreams」として、ホンダは夢の力の偉大さを世に伝え続けています。

まとめ

いかがでしたか?それぞれ理念は違うものの、もとを辿るとやはり「世のため、人のため」という主旨のキーワードが沢山見られたように思います。

また、これまでに歴史に名を残した経営者たちは、成功後にも様々な形で社会貢献をされています。企業の成功につながる秘訣は、「誰かのために」という案外シンプルなことなのかもしれません。

(編集:サムライト

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